Last Updated on 2026年1月30日 by 美容おじさん
夕方の「テカテカ顔」、あぶらとり紙で解決していませんか?
みなさん、こんにちは。
おじさんです。
突然ですが、「魔の午後4時」という言葉をご存知でしょうか。
昼食を終えて午後の業務に没頭し、ふと一息ついてトイレの鏡を見たとき、あるいはエレベーターの鏡や、暗転したスマホの画面に映った自分の顔を見た瞬間のことです。
「……うわっ、なんだこの油田は!」
朝はあんなにサッパリとしていたはずの額や鼻(Tゾーン)が、まるでサラダ油を塗ったかのようにヌラヌラと光り輝いている。
それは決して、若々しい輝きではありません。
酸化した皮脂が放つ、ドス黒く、重たい「不潔なテカリ」です。
40代を迎えた私たちの肌は、悲しいかな、水分量は減っていくのに皮脂量だけは変わらない(あるいは増える)という、非常にバランスの悪い状態にあります。
このテカリ顔は、周囲に強烈なネガティブメッセージを発信します。
- 「うわ、脂ぎってるな…(生理的な嫌悪感)」
- 「すごい汗かいてるけど、焦ってるのかな?(頼りなさ)」
- 「なんだか疲れて老け込んで見える(エネルギー不足)」
こんな印象を、大切な商談相手や、職場の女性部下に与えてしまっては、ビジネスマンとして致命的です。
そこで多くの男性がやってしまうのが、「あぶらとり紙」の乱用です。
コンビニで青いフィルムタイプや強力な紙タイプを買い、親の仇のように顔に押し付け、透明になるまで脂を吸い尽くす。
取れた脂を見て、「よし、これですっきりした!」と達成感を感じる。
……正直に言います。
私自身、かつてはヘビーユーザーでした。
しかし、ここで残酷な真実をお伝えしなければなりません。
その習慣こそが、あなたの顔を「永遠の油田」に変えている元凶なのです。
脂を取れば取るほど、夕方のテカリは酷くなる。
これは「負のスパイラル」です。
私たちに必要なのは、脂を根こそぎ奪うことではありません。
脂をコントロールし、不快な「テカリ」を、清潔感のある「ツヤ」へと変換させる技術です。
今回は、あぶらとり紙を卒業し、身近にある「ティッシュ」と、魔法のアイテム「メンズ用フェイスパウダー」を使って、夕方の疲れ顔を涼しい顔に変える裏技を解説します。
なぜ「あぶらとり紙」の使いすぎがNGなのか?肌の防衛本能
「脂ぎっているんだから、取るのが正義だろう?」
そう思う気持ちは痛いほど分かります。
しかし、人体のメカニズムを知れば、それが逆効果であることが理解できるはずです。
皮脂は「天然の高級クリーム」である
そもそも、なぜ肌から脂(皮脂)が出るのでしょうか。
嫌がらせではありません。
肌を守るためです。
皮脂は、汗と混ざり合って「皮脂膜」というバリアを作ります。
この膜が、肌内部の水分が蒸発するのを防ぎ、同時に外部の雑菌や刺激から肌を守っています。
つまり、皮脂はあなた自身の体が作り出した「天然の保湿クリーム」なのです。
特に40代男性の肌は、長年の紫外線ダメージやシェービングの影響で、水分保持力が低下しています。
乾燥しやすい肌を守ろうとして、体は必死に脂を出しているのです。
「取りすぎ」が招くリバウンド現象
そこに、強力な吸着力を持つあぶらとり紙が登場します。
あぶらとり紙でギューッと押さえつけ、肌表面の脂を「一滴残らず」吸い取ってしまうと、どうなるでしょうか。
肌の表面はサラサラ(というよりパサパサ)になりますが、肌のセンサーはこう判断します。
「緊急事態発生! バリア機能消失! 肌が乾燥の危機に瀕している!!」
脳からの緊急指令を受けた皮脂腺は、失われた脂を補うために、今まで以上の勢いで皮脂を分泌し始めます。
これを「リバウンド現象(皮脂の過剰分泌)」と呼びます。
- あぶらとり紙で根こそぎ取る。
- 肌が乾燥を感じて、急いで脂を出す。
- 数時間後、取る前よりもギトギトになる。
- またあぶらとり紙で取る……。
この無限ループこそが、夕方のテカリが止まらない本当の原因です。
さらに悪いことに、肌の内側は乾燥しているのに表面だけ脂っぽいという、最も厄介な「インナードライ肌(乾燥性脂性肌)」を加速させてしまいます。

大人の男が目指すべきは、皮脂を「ゼロ」にすることではありません。
余分な分だけを間引き、「適量」を残すことなのです。
正解は「ティッシュオフ」。必要な潤いを残してリセット
では、どうやって「適量」を残せばいいのか。
高い化粧品を買う必要はありません。
会社のデスクや、カバンの中にある「ティッシュペーパー」、これこそが最強のツールです。
ティッシュの繊維構造が「ちょうどいい」
ティッシュペーパーの表面は、微細な繊維が絡み合ってできています。
この構造が、メンズスキンケアにおいて絶妙な働きをします。
あぶらとり紙が「掃除機」のように強力に吸い取るのに対し、ティッシュは表面に浮き出た「余分なアブラ(酸化しかけた古い皮脂)」だけを吸着し、肌に必要な「潤いの膜」までは奪いすぎないという特性があります。
料理で例えるなら、揚げ物の余分な油をキッチンペーパーで吸わせるような感覚です。
素材のジューシーさは残しつつ、ギトギト感だけを取り除く。
これが、40代の肌に求められるケアなのです。
正しいやり方(こするのは厳禁)
ティッシュオフは簡単ですが、一つだけ絶対に守ってほしいルールがあります。
それは、「絶対にこすらない」ことです。
男性はつい、タオルで顔を拭く時のように、ゴシゴシと左右にこすってしまいがちです。
しかし、ティッシュの繊維は意外と粗いため、こすると肌表面を傷つけ、赤みや肌荒れの原因になります。
また、摩擦の刺激が、さらなる皮脂分泌を促してしまうこともあります。
【正しいティッシュオフの手順】
- 1枚を取り出し、広げる 2枚重ねのままで構いません。折りたたまず、ふわっと広げます。
- 顔全体に乗せる お面のように、顔全体を覆うように乗せます。
- 上から優しくハンドプレス 手のひら全体を使って、ティッシュの上からじわーっと優しく押さえます。 特にテカリが気になるおでこや鼻(Tゾーン)は、指の腹を使って丁寧に押さえてください。 こすらず、ただ「置く」イメージです。
- ゆっくり剥がす ティッシュを見てみてください。Tゾーンの部分だけ透き通っているはずです。これが「余分な皮脂」です。
たったこれだけ。
所要時間は10秒です。
鏡を見てみてください。
先ほどまでの、光をギラギラと反射していた「テカリ」が消え、肌が自然に呼吸しているような、落ち着いた状態に戻っているはずです。
これが、不潔な「テカリ」が、健康的な「ツヤ」へと変わった瞬間です。
しかし、これだけではまだ「50点」です。
ティッシュオフ直後は綺麗ですが、時間が経てばまた皮脂は出てきます。
ここで、美容感度の高いビジネスマンだけが知っている「魔法の粉」を投入することで、このサラサラ状態を劇的に長持ちさせることができるのです。
ここからが差をつく裏技。「メンズ用フェイスパウダー」という選択
ティッシュオフで「マイナス」を「ゼロ」に戻したら、次は「ゼロ」を「プラス」に変えるステップです。
ここで登場するのが、美容感度の高いビジネスマンがこっそりカバンに忍ばせている秘密兵器。
「メンズ用フェイスパウダー(おしろい)」です。
パウダー=化粧ではない。これは「透明な皮脂吸着剤」だ
- 「えっ、パウダー? それって女性がやる化粧でしょ?」
- 「男が粉をはたくなんて、さすがに抵抗がある……」
そう思ったあなた。
その感覚は正常です。
昭和、平成を生きてきた私たちにとって、パウダーは女性の専売特許でした。
しかし、ここで誤解を解いておきましょう。
今回おすすめするのは、肌色を塗ってシミやヒゲを隠す「ファンデーション」ではありません。
あくまで、「無色透明」の粉です。
その役割は、「色をつける」ことではなく、「皮脂を吸着して固める」こと。
言ってみれば、液体を吸わせて固める「高分子ポリマー」や、湿気を吸い取る「乾燥剤」のようなものです。
肌に色はつかず、ただ質感だけをコントロールする機能的なアイテム。
そう捉え直せば、ガジェット好きな男性の琴線にも触れるのではないでしょうか。
メリット1:驚異の「サラサラ持続力」
ティッシュオフだけでは、数十分もすればまた毛穴から皮脂がじわじわと湧き出してきます。
しかし、ティッシュオフの直後にパウダーを薄くはたいておくと、どうなるか。
パウダーの微粒子が毛穴の出口で待ち構え、分泌された皮脂を瞬時にキャッチして閉じ込めます。
油分が肌表面に広がるのを物理的にブロックするため、夕方のテカリ再発を強力に防いでくれるのです。
その効果は絶大です。
触ってみると分かりますが、パウダーを塗った肌は、まるでコピー用紙の表面のように「サラッサラ」になります。
蒸し暑い夏の営業回りや、緊張で脂汗をかきそうなプレゼンの前でも、涼しい顔をキープできる。
この「物理的なサラサラ感」は、一度味わうと病みつきになります。
メリット2:毛穴を消す「ソフトフォーカス効果」
もう一つの大きなメリットが、見た目の補正効果です。
40代男性の鼻や頬の毛穴は、加齢によるたるみで開ききっています。
テカると、その凹凸に光が反射して、毛穴の開きが余計に強調されてしまいます(ミカンの皮状態)。
パウダーの粒子には、光を乱反射(拡散)させる働きがあります。
これを肌に乗せると、光が柔らかくぼかされ、毛穴の凹凸や小ジワが目立ちにくくなるのです。
これをカメラ用語で「ソフトフォーカス効果」と呼びます。
最近のスマホのカメラアプリにある「美肌フィルター」と同じ原理です。
化粧で塗りつぶすのではなく、光のトリックで肌をきれいに見せる。
「あれ、今日肌きれいですね?」と部下に言われる理由は、実はこの粉にあるのです。
カバンに忍ばせるべき「透明パウダー」厳選2種
「理屈はわかった。でも、デパートの化粧品売り場に行くのはハードルが高すぎる」 ご安心ください。
Amazonやドラッグストアで、誰にも会わずに、しかも千円以下で買える名品があります。
選ぶ基準は「色は透明(クリア)」「コンパクト」「テカリ防止特化」の3点。
この条件を満たす、おじさんのためのベストバイを2つ紹介します。
① イニスフリー「ノーセバム ミネラルパウダー N」
【特徴】世界で一番売れている「皮脂管理パウダー」。コスパ最強の800円
もし迷ったら、これを買ってください。間違いありません。
韓国の自然派ブランド「innisfree(イニスフリー)」のアイテムですが、今や性別問わず「テカリ防止の神器」として殿堂入りしています。
蓋を開けると真っ白な粉が入っていますが、肌に乗せるとスッと馴染んで透明になります。
「ノーセバム(皮脂なし)」という名前の通り、その皮脂吸着力は圧倒的。
朝、Tゾーンにはたいておけば、夕方までサラサラが続きます。
手のひらに収まるミントグリーンの小さな容器は、スーツのポケットに入れても邪魔になりません。
ほのかなミントの香りも、疲れた午後の気分転換になります。
② 無印良品「ルースパウダー(小)・ナチュラル」
【特徴】「男が化粧品を買う」ハードルを破壊する救世主
「ネットで買うのもいいけど、すぐに欲しい」という方は、無印良品に走りましょう。
無印のルースパウダーは、おじさんにとって最強の味方です。
まず、デザインがシンプルで無機質。
ビジネスバッグに入っていても、文房具のようで全く違和感がありません。
選ぶべきは、ラメの入っていない「ナチュラル」タイプです(「パールナチュラル」はキラキラするので避けてください)。
マットで自然な仕上がりになり、テカリを強力に抑えてくれます。
持ち運びには「小サイズ(5.5g)」が最適。価格も千円以下と非常に良心的です。
【実践編】トイレで10秒。バレずに清潔感を取り戻す手順
道具が揃ったら、あとは実践あるのみです。
パウダーを使う際の最大の注意点は、「バカ殿(白塗り)」にならないこと。
つけすぎを防ぎ、自然な仕上がりにするための3ステップを伝授します。
ステップ1:まずは「ティッシュオフ」で土台を作る
いきなりパウダーをはたくのはNGです。
顔が油田状態のまま粉を乗せると、油分で粉が固まり、ドロドロの「ムラ」になってしまいます。
必ず前述の「ティッシュオフ」を行い、余分な液状の脂を取り除いてからスタートしてください。
この一手間が、仕上がりの自然さを左右します。
ステップ2:パウダーを「Tゾーン」中心に乗せる
付属のパフに粉を取ったら、いきなり顔に乗せず、一度手の甲でポンポンと叩いて余分な粉を落とします(これが重要!)。
パフに粉が均一に馴染んだ状態で、テカりやすい「おでこ」と「鼻筋」(いわゆるTゾーン)を中心に、優しくポンポンと乗せていきます。
頬や口周りなど、乾燥しやすい部分は塗らなくても構いません。
「全顔を塗ろう」と思わず、「テカっている部分を消す」感覚でOKです。

ステップ3:ハンドプレスで馴染ませる
パフで乗せた直後は、少し粉っぽさが残っているかもしれません。
最後に、何も持っていない手のひらで顔全体を優しく包み込み、「ハンドプレス」してください。
手の体温でパウダーが溶け込み、肌と一体化します。
この瞬間、鏡を見てください。
そこには、白い粉の痕跡はなく、ただ「最初から肌がきれいだった人」のような、涼しげなマット肌のおじさんが映っているはずです。
所要時間はわずか10秒。トイレの個室でサッと済ませれば、誰にもバレません。
結論:テカリを制する者は、ビジネスを制す
「人は見た目が9割」と言われますが、特に「清潔感」はビジネスの信頼関係を築く土台です。
ギラギラと脂ぎった顔で「熱意」を語るよりも、涼しく整ったマットな肌で「理性」を見せる方が、今の時代のビジネスにはマッチします。
「テカリ」は不潔ですが、「ツヤ」はエネルギーです。
その境界線は、持って生まれた肌質ではありません。
「あぶらとり紙」を捨て、「パウダー」を持つ。
たったその一つの選択の違いが、あなたの顔の印象を劇的に変えるのです。
夕方の商談前、あるいは大切なデートの前。
トイレの鏡の前で、パフをポンポンとはたくほんの数秒間。
そのひと手間が、あなたの自信を取り戻し、相手に与える安心感へと変わります。
【アクションプラン】
- 今すぐカバンに入っている使いかけの「あぶらとり紙」をゴミ箱に捨ててください。それが負のスパイラルの元凶です。
- Amazonか楽天で、「イニスフリー ノーセバム ミネラルパウダー」をポチってください。千円でお釣りが来ます。
- 商品が届いたら、明日の午後4時、会社のトイレでこっそりと試してみてください。
鏡の中の「サラサラな自分」と目が合った時、あなたはきっとニヤリとしてしまうはずです。
さあ、テカリを味方につけて、爽やかな顔で午後の仕事に向かいましょう。


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